今週のお題「方言」女優の卵の恋人が卵に言いました恋人は大阪の人でしたいつ関西弁の役がきてもおかしくないからな、いまからおまえも、関西弁な女優の卵は卵をやめてからも、彼の前では関西弁なのでしたエセなりに、上手になっていました

妹が幼稚園くらいのころに、大きくなったらつぼみになりたいと言っていたのをよく覚えているけど、そうだな、とおもう

わたしやわたし以外の人もいまいち終わりの見えないプールをひたすら泳いでいて、途中で止まっちゃいけないルールはないんだけど、止まると、「あの人、止まった、とまった、止まった、とまった」という波紋が周りにどんどんひろがるので、止まるひとは勇気…

お題「甘い話」おれは恋が向いてないのかなわたしの恋する恋人はいいました酔っているのかなそんなことばがほこりのように確かにわたしのそこにはありました廊下に落ちてる細い髪の毛くらい気にならない気にならないので涙しましたいかないで、ととてもとて…

水族館の券売所空港旅行の前の日メニュー待ち合わせ場所前戯プレゼントの箱新しい日記帳など

いつどこでだれがなにをどうした遊び終電後に戦場でネズミはタバコを吸った終電後に戦場でネズミがタバコを吸ったとき、家でくそばばあがヒラリークリントンを邪険に扱った去年マラソンおじさんが学生会館で弁当箱を「どうした？」と言った明日田んぼで花嫁…

電車とホームの間に子供が落ちるのをいまかいまかと待って子供らを連れさるおじさんと救うのを待ち構えてるおじさん

今週のお題「お気に入りの一着」昔 カナダの時計を貰いました日本丸の船員のいとこのお土産いとこはカナダで時計を買いわたしはそいつを7年間つけています赤い皮の文字盤の小さい時計カナダの時計カナダ

お題「甘酸っぱい思い出」わたしの席は廊下側から二列目で後ろから二番目ねあのとき何をしていたっけ彼は教室の前の方からわたしの方へずんずん歩いてきて出席簿を渡したどうして一直線にわたしを見るのどうしてわたしに出席簿をわたすのとってもキュルキュ…

肩を並べてしきつめられたまるはだかのおんなのこ全身で光を負って息を止める浮浪者が木かげをつくるあ、動かないで、ううん、動いてまっぴるまの新宿東口路面